
センサリーモーター・サイコセラピー
トラウマや愛着障害への身体志向の心理療法

センサリーモーター・サイコセラピー
トラウマや愛着障害への
身体志向の心理療法
身体志向の心理療法
センソリーモーター・サイコセラピー(Sensorimotor Psychotherapy, SP)は、アメリカの心理療法家パット・オグデン(Pat Ogden)が開発した「心」と「身体」の両方から回復を支える心理療法です。
近年、EMDRやソマティック・エクスペリエンシング(SE)と並んで、世界的に注目されています。
難治性のトラウマや愛着障害を抱える方に
センソリーモーター・サイコセラピーは、特に言葉のカウンセリングだけでは難しいトラウマ、本人に記憶がない幼児期のトラウマや、それに付随する愛着障害などの問題を安全に解決・回復に導く事が出来ます。
他にもこのような症状にも効果があります。
- フラッシュバックや過覚醒
- トラウマや愛着による傷つきが起因となっている(情緒的及び身体的)痛みの軽減
- PTSD
- 不安障害怒り、恐れ、悲しみなどの感情
- 身体調整能力
- 親密さや満たされた関係性を構築・維持する
- バウンダリー(他人との精神的または身体的境界線)
- 解離した心の断片の統合
私たちはつらい体験をすると「もう終わったこと」と思っていても、身体の感覚や無意識の反応にその影響が残ってしまうことがあります。
例えば、特定の場面で急に緊張したり、胸が苦しくなったり、理由のわからない不安に襲われるのは、過去の体験が身体の中に刻まれているからかもしれません。
センソリーモーター・サイコセラピーでは、無理に言葉で詳しく語る必要はありません。
呼吸のリズム、体の感覚、姿勢や小さな動きに優しく注意を向けながら、安心を取り戻していきます。
頭だけでなく身体にも働きかけることで、過去のトラウマや心の傷がゆっくりと癒されていくことで、今ここにある肉体感覚や感情をそのまま味わう=人生を生きる、生き生きと楽しむことが出来るようになります。